こんにちは!


FXの調べ、さとりです。


今回は「ドル円の買いに優位な時間帯とは 13年間の調べ その4」をお送りいたします。


前回は、「逆張りシナリオRSIBandsEA 8通貨セット」を使い、DailyTradeの買い用の13年間の最適化まで行った中で、純益上位の15時の仕掛けの残高曲線とMT4レポートを見ていただきました。
http://fxmt4indicator.abproducts.biz/wp/?page_id=1554

今回は、純益上位の6時の仕掛け時間帯の残高曲線とMT4レポートを見てゆきましょう。

kekka
https://livedoor.blogimg.jp/fxmt4indicator/imgs/7/7/77e6ec90.gif

上図にありますように、2番目の赤い枠が6時のドル円の仕掛けの売買結果です。


6時頃の仕掛けに関する100万円スタートでの13年間の残高曲線は下図です。
graph6ji

https://livedoor.blogimg.jp/fxmt4indicator/imgs/4/9/497c4112.gif


13年間の中で前半の2005年~2012年の期間は残高が減っており、ドル円が主に70円代~80円代を抜けて来た2013年からはほぼ右肩上がりで推移しています。


この残高曲線を見ると、後半の期間2013年以降の5年5ヶ月間で最適化を行うべきなのかもしれません。

何故ならば、2018年の時点では1ドル70円代、80円代の変動幅のデーターを含めて最適化することはパフォーマンスを落とす可能性があるからです。


因みに、売買ルールとしては、15時の仕掛け時と同様、TP、SL共50pipsで、ボリンジャーバンドのシグマが3前後で利食い、損切り共行います。

また、6pipsの評価益を付けると買いの場合1pipsの利益水準までストップを引き上げます。

下図がMT4レポートです。

report6ji

https://livedoor.blogimg.jp/fxmt4indicator/imgs/b/6/b6417f63.gif

勝率は80%となっています。


15時の仕掛けと比較して気づいた点は、先ずは最高連勝回数です。

15時の仕掛けでは、最高連勝が18連勝(4連敗)だったのですが、6時の仕掛けでは最高連勝が36連勝(3連敗)となっています。


また、2013年1月以降の直近5年間4ヶ月の純益は、15時の仕掛けが137,107円に対し、6時の仕掛けの方が182,763円と増えています。


しかも、6時の仕掛けは13年1月の時点からですと、若干のマイナスからのスタートなので全利益を後半の直近5年4ヶ月間で急ピッチで上げたことになります。


この結果より、最適化期間は長ければよいというものではないということが分かります。


次回は「ドル円の買いに優位な曜日とは?13年間の調べ その1」をお届けいたします。

今度は時間帯ではなく、優位な曜日があるのかがポイントになります。


本日もここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。    



それでは、お元気でお過ごしください。    


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発行者:アートブレインプロダクツ 
FXテクニカル戦略研究家
さとり心 

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